インタビュー

【出口景介】故郷を盛り上げたい、農家の野心。

農家、非常勤講師、役者、さらに地域振興の活動家と、さまざま顔を持つ出口さん。その行動力の源泉は“自分たちの暮らす町をより良くしたい”という思い。「将来は必ず市長に。そしてゆくゆくはハリウッドデビューも…(笑)」。地元愛にあふれる欲張りな野心家が抱くのは、真摯で無邪気な夢でした。
出口景介7出口景介(でぐちけいすけ)
神奈川県三浦市出身/農家で小学校非常勤講師でときどき役者

農家と非常勤講師とアレとコレと…

どんな仕事をしていますか?

実家の農業を継ぎつつ、小学校の非常勤講師をしながら、時々役者をして収入を得ています。周りでは農家で役者で先生と紹介されたりしています。

しかし、仕事以外の活動として、
・公益社団法人三浦青年会議所の活動(1年中)
・「まちづくり×アート」をテーマに活動する三浦まちARTプロジェクトの活動(2017・2018年にアートプロジェクトを主催)
・地元青年団の活動(お祭りや防犯パトロールなど)
・消防団の活動(月末月初)

などやることが盛りだくさんなので、日中の畑仕事をさぼって会議に出たり企画の依頼、打ち合わせなどをすることも多々あります。
来年度は火曜日のみ小学校5年生の担任、その他の曜日、時間で体育の授業サポート、それ以外を農業と自分の活動に充てる感じです。

特に力を入れている活動は?

三浦青年会議所と、三浦まちARTプロジェクトの活動。

三浦青年会議所へは、地域を盛り上げる団体と聞いて自ら門を叩きました。青年会議所というのは賛否両論あるものですが、財政難である三浦においては間違いなく地域再興を目指し活動していると思います。まちづくりや青少年育成のためのさまざまな活動通して地域を広く見て考えることは、自分の夢・目的を達成させるための勉強になっています。

三浦まちARTプロジェクトはアートの特性を活かしてまちづくりを行う団体です。創設に関わり、今は代表を務めています。いつもの暮らしを違った視点で見つめることで生活を精神的に豊かにする。そんな活動を展開しています。

出口景介

2017年11月3日に開催された、三浦青年会議所主催のイベント「FUTURE2017」にて。「食×文化×若者」をテーマに、グルメ・ステージ・クリエイター活動など、三浦の魅力を発信した。

三浦を、活力みなぎる地域にしたい。

たくさんの活動をしている理由は?

「自分の人生を後悔しないように、自分のやりたいことをする。」そんなことを芯に置きながら生きていたらこのような形になりました。諦めてしまえばそれで終わりなのですが、僕は欲張りなのでもったいない選択はしたくありません。

農家である理由は1,000年以上先祖が守ってきた土地を大事にしたいから。小学校教諭である理由は、国づくりは人づくりだと思っているから。役者である理由は映画好きな僕もシンデレラストーリーを味わってみたいから…あと、芸能界の有名人は影響力がありますよね。世界を変えるには影響力が必要。そんな影響力を持ったカッコイイ存在として世界に出ていきたい、ということも役者をしている理由のひとつです。

やりがいはなんですか?

仕事や活動にやりがいを感じるときは、カッコイイと思えたとき。この資本主義経済の中では生きるためにお金を稼がないといけませんが、その最低ラインをクリアしたとき自分がカッコイイ存在でいられるかどうかを常に考えています。ほんと僕は単純な男なのですが、映画の主人公、ヒーローのように大切なもののために身を投げ出すことに生きがいを感じています。今、それは自分の家族であり、自分が住む街、そこに暮らす人々です。それら大切なもののために自分の経験やスキルを使って周りの力になれたらカッコイイ自分でいられるなと。

出口景介

家族と。

目標について

将来の目標は市長になり、自分の住む町を体を張って盛り上げていくこと。とはいっても人口増は日本全国を見ても望めないので、人口減の抑止(自然増率の安定化、流出防止)をしていくのですが、その解決策の根本は郷土愛、つまり自分の住む街に誇りを持てるか、だと思っています。僕の掲げたい政策ポイントとしては財政難の解決、三浦の学術的価値の向上、教育のブランド化、幸福的価値観の向上です。そのために今僕ができることは先陣を切って、若者を巻き込み自分たちの街を自ら創り上げる運動を展開することだと思っています。そして活力みなぎる地域として有名になるようリーディングしていきます。

出口景介

子供たちが三浦の自然を学べる宿泊体験や農業体験も手掛ける。

「タックルしたくなりますね」

人間関係において気を付けていること

できるだけ人の名前を覚えること。顔は覚えるしその人と話した内容なども記憶できるのですが、人の名前を覚えるのは苦手です。名前を呼ばなくてもコミュニケーションはできますが、呼ばれたら嬉しいし、間違えられたら悲しい。だから相手に嬉しいと思ってもらえるように頑張って名前を覚えているつもりです。

学生時代と今で変わったこと、変わらないことは?

アメフト現役時代でも100キロになれなかったのに、ここ3年で30キロ増え1月には人生MAXの109キロを記録しました。「外見は内面の一番外側」という座右の銘にもかかわらず、その辺がたるんでいる最近。「皆さんからたくさん学んでインプットしている最中です。」と言い訳しています(そろそろアウトプット予定)。

世の中について思うこと

「責任をとって辞職する」という事について。本当に責任を取るというのは職を辞することではなく起きた問題が解決するために尽力することだと思います。だから「辞めろ」というのではなく「もっと死ぬ気で解決しろ」というのが正しいのではないでしょうか。また、反論なき批判がよく聞こえる政界。否定することも大事なのですが本質は日本や地域をよくするために何ができるか話し合う場であるので、「あなたの甲より私の乙のほうがいい」と言えばスムーズなのでは、と思います。どうしても教師目線で考えてしまいますが、例として、とある学級で文化祭の出し物を決める際、出た意見にやたら反対する人いますよね。意見が嫌だからじゃなくて発言した人が嫌だからって。今の政治、そんな感じのとこあるじゃないですか。政治だけじゃなくて何事もそうですが、そういうの見てるとタックルしたくなりますね。

出口景介

高校ラグビー部の友人と(写真左)。

夢はでっかく、ハリウッドデビュー。

幸せを感じるのはどんなとき?

ありがちですが、1日中ゴロゴロできるとき。僕は活動的ではありますが、それと同じくらい出不精です。僕に大志(勝手に使命感を感じてる)がなければ死ぬまで家と庭をDIYしながらいじってゴロゴロしていると思います。

信念やモットーがあれば教えてください。

高校ラグビー部恩師の言葉「迷ったら困難な道を行け。それがお前を強くする」という事は深く胸に刻み込まれていて、決断の際によく脳裏をよぎります。また、大学アメフト部恩師の「Who is right, but What is right(誰が正しいかではなく、何が正しいかだ)」という言葉も深く刻まれています。相手に敬意を払いつつも、相手のプロフィールに左右されずに話の中身をしっかり聞いて自分の中に落とし込み判断します。

夢は?

僕は野心家で欲張りなので、政治の分野で目標を達成して後継者にしっかりと引継ぎをし、その後は役者としてハリウッドデビューすることが人生最大の夢です。実現できるかは別として。夢はでっかく!

Q&A

趣味 DIY、創作活動、サーフィン、SUP、ドライブ、ホームセンター巡り、秘密基地づくり
特技 口笛、タックル、物怖じしない、娘をあやすこと、大喰い
資格 大型1種、普通自動二輪、食品衛生責任者
好きな映画 バックトゥザフューチャー、プライベートライアン、パシフィックリム、スターウォーズ、もののけ姫、アラジン、トップガン、プラトーン、地獄の黙示録、シンドラーのリスト、フラッシュダンス
好きな音楽 Classic、HOUSE、ROCK
好きな言葉 Who is right, but What is right.
好きなアーティストや著名人 Jamiroquai、ビートたけし
好きな本やマンガ キングダム、ガンツ、嘘喰い、蒼天航路、沈黙の艦隊、土竜の唄、進撃の巨人、月光彫刻師(たくさんありすぎて書ききれない)
好きな休日の過ごし方 今は祖母が育った築100年の古民家をリノベしながらのんびり住んでます
私のドカ食いベスト3 【1位】コストコティラミスを1人で食べる
【2位】コストコのピザを1人で食べる
【3位】すた丼肉飯増し+すた丼並を1回で食べる
リフレッシュ方やストレス解消法 DIYをするとリフレッシュとストレス解消になります
毎日必ずやっていること Pokémon GO
時間とお金が膨大にあったらしたいこと 三浦市を世界で一番しあわせな街にする
子どもの頃の夢 大統領
尊敬する人 うちのじいちゃん
座右の銘 外見は内面の一番外側
学生時代の活動 小:サッカー、中:陸上、高:ラグビー、大:アメフト
直近の目標 洗面台をセルフリノベ―ション
人生で大切にしたいもの3つ 【1】命
【2】娘
【3】嫁
理想の30代とは 三浦のリーダーとして世界に向けて発信している

 

出口景介
1988年6月2日生まれ。O型。
友人の卒業アルバムに「BIGになる」と書いて回った県立横須賀高校を卒業し、「教える立場」を学びに横浜国立大学学校教育課程へ進む。高校でラグビーをしていたこともあり大学ではアメフト部へ。そこで人生の厳しさと覚悟、「チャレンジしないことが最大の後悔」ということを学び、家業の農業を将来的に継ぐ約束をしつつ役者の道へ入る。その中で、自分の故郷の置かれている状況に憂い、自分たちが暮らす街のために何かできないかと公益社団法人三浦青年会議所に入会。2年目で委員長の座を勝ち取り「FUTURE2017」を主催。また、三浦の芸術文化の推進のため「第3回三崎開港祭」、「三浦の人びと展」に関わり、2017年度は自ら三浦まちARTプロジェクトの代表となり「下町ワンダートリップ」を主催した。88’sとやりたいこと:ミレニアル世代ならではの新しい社会像を模索したイベントを開催したい!facebook:出口 景介(https://www.facebook.com/keisuke.deguchi
Instagram:degupedia
Blog:出口の入口、ここですよ(https://ameblo.jp/deguchikeisuke

 

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