インタビュー

【古澤恵実】「究極」のスポーツで、自分らしく。

「アルティメットとは…?」古澤さんが“人生”と称するそのスポーツは、初めて耳にする名前でした。世界大会で優勝するほどの実力を持つアルティメット選手でありながら、平日は特別支援学級の先生として勤務する彼女。朗らかさと熱さをあわせ持つ彼女が熱中するものって…?「アルティメット」を検索してしまうこと、間違いなし!

古澤恵実

古澤恵実(ふるざわえみ)
東京都出身/小学校教諭

子どもたちと成長する日々。

どんな仕事をしていますか?

小学校の特別支援学級の担任をしています。毎日、子どもたちと接しながら自分自身も学び、成長させてもらっています。

その仕事のやりがいは?

行事ごとの子供たちの成長や、達成感に満ちた表情を見たときです。その成長の過程に自分が携われていることに喜びを感じています。

私の人生は“アルティメット”。

仕事以外で力を注いでいること

アルティメットです。大学の時、中高の部活の先輩に誘われたことがきっかけで始めました。

サッカー、バスケ、アメフトなどの要素が含まれ、“投げる・走る・跳ぶ”究極のスポーツです!まだまだマイナーなスポーツなので、大学で出会って始める人がほとんどですが、その魅力に惹かれて社会人でも続けている人は沢山います。その中でも、トップチームに所属する人達は、平日は仕事とトレーニング、土日は練習と、世界を目指して頑張っています!

古澤恵実

それはあなたにとってどんな存在ですか?

人生…と言ったら大袈裟かもしれませんが、それくらい自分にとっては大きな存在です。今、私の周りにいる大切な人たちはアルティメットをきっかけに出会えました。今の旦那さんもその一人です。笑

ここで出会った沢山の人に支えていただいて今の自分があるので、やっぱり、アルティメットは私の“人生”ですね。これからもずっと、例えばプレイヤー側でなくなっても、アルティメットとともに過ごしていきたいです。子どもができても、一緒に練習場所に行って親子でやりたいです!

古澤恵実

88世代のアルティメット仲間と(中央列左)

※アルティメット…フライングディスクをパスでつなぎ、コート両端のエンドゾーン内でキャッチすると得点が入る、7人制のスポーツ。独特なディスクの飛行を操る技術、走力、持久力が必要なことから「究極(Ultimate)」と名付けられた。フェアプレーを最重要視した「セルフジャッジ制」のため、選手は競技者でありながら審判の役割も果たす。

参考:一般社団法人日本フライングディスク協会 JFDA(http://www.jfda.or.jp/

いつでも、自分らしくあるために。

幸せを感じるのはどんなとき?

美味しいものを食べているときです。笑
仕事では、子どもたちの笑顔や喜ぶ姿を見られたとき。
アルティメットでは、チームが一つになって強く楽しく勝てたときです。

生きる上での信念やモットー

自分らしくあることです。私は周りの目をとても気にしてしまうので、周りに左右されたり比較したりするのではなく、“素直に!楽しく!笑顔!”をモットーに、自分らしく生きていきたいと思っています。そうやって過ごせているときの自分が好きですし、そういう自分で大好きな人たちと過ごせているときが一番幸せです。

古澤恵実

社会人チーム「MUD」のメンバーたち。

Q&A

趣味 美味しいもの探し、宝塚
特技 アルティメット、ハンドボール
資格 小学校教諭免許、英検準2級
好きな映画 モンスターズ・ユニバーシティ
好きな音楽 J-POP
好きな言葉 努力
好きなアーティストや
著名人
シクラメン、WANIMA
好きな本や漫画 ONE PIECE
好きな休日の過ごし方 部屋の片付け、宝塚を観に行く、のんびり買い物、美味しい物を食べに行く
私の好きな肉ベスト3 【1位】ハラミ
【2位】タン
【3位】カルビ
リフレッシュ方やストレス解消法 掃除、体を動かすこと
毎日必ずやっている事 通勤中の電車で体幹トレーニング
時間とお金が膨大にあったらしたいこと 海外旅行
子供のころの夢 先生
尊敬する人 中高の部活の顧問、チームメイト
座右の銘 無言実行
学生時代の活動 アルティメット
直近の目標 2018年の全日本選手権で日本一になる!
人生で大切にしたいもの 家族・人とのつながり・経験
理想の30代とは 芯を強くもって生きる

古澤恵実
1988年6月25日生まれ、A型。
立教大学に進学後、フリスビー競技アルティメットサークル“maneuvers(マニューバーズ)”に所属。
卒業後、仕事をする傍ら社会人チーム“MUD(マッド)”に所属し「日本一」「世界一」のチームを目指して活動中。
2010年 U23世界アルティメット選手権 ウィメン部門 準優勝
2012年 世界アルティメット&ガッツ選手権大会 ウィメン部門 優勝
第37~38回文部科学大臣杯 優勝
第40~41回文部科学大臣杯 準優勝
2018年7月にアメリカで開催される世界クラブ選手権に、日本代表チームとして出場決定。
facebook:
https://www.facebook.com/emi.oshida.77

 

関連記事

  1. Lili

    インタビュー

    【Lili】五感を満たして、ポジティブにいこう!

    ダンサーとして一流アーティストの輝きを支え、個人ではヨガとダンスを組み…

  2. インタビュー

    【佐々木みづほ】私の人生の責任は、私にしか取れない。

    一度は大手企業に勤めながらも、自らを見つめ直し、自分が本当にやるべきこ…

  3. 伊藤美砂子

    インタビュー

    【伊藤美砂子】純粋に、気持ちよく生きていく。

    ほんわかした笑顔と同じように、柔らかでしなやかな意思を持つ伊藤さん。彼…

  4. 内田莉紗

    インタビュー

    【内田莉紗】追い求めるのは、役と一体になれる瞬間。

    人気ゲームの声優や、大河ドラマ、劇団四季、大型ミュージカルなど、エンタ…

  5. 多田恭子

    インタビュー

    【多田恭子】「生きる権利を守りたい」 タンザニアを経て、学び続ける看護師。

    看護師として働きながら、母子保健の修士課程修得を目指す多田さん。すべて…

  6. 砂川浩人

    インタビュー

    【砂川浩人】好きなことを仕事に。だからこそ全力で。

    そこに仕事としての責任が生まれても、好きなことを好きである気持ちは忘れ…

最近の記事

  1. 丸山紗來
  2. 88'spot イベント募集
  3. メロトゲニ
  4. 丸山裕理

アーカイブ

  1. 家泉美希

    インタビュー

    【家泉美希】「悪くなったら病院へ」のサイクルを断ち切りたい。
  2. 内田莉紗

    インタビュー

    【内田莉紗】追い求めるのは、役と一体になれる瞬間。
  3. 88'spot イベント募集

    PR

    ★「88’spot」主催イベント出演者募集★
  4. 出口景介

    インタビュー

    【出口景介】故郷を盛り上げたい、農家の野心。
  5. 古澤恵実

    インタビュー

    【古澤恵実】「究極」のスポーツで、自分らしく。
PAGE TOP