インタビュー

【渡辺舞】好きな場所で、好きな仕事をするために!

「そんなに焦らなくてもどうにかなるし、周りと同じようにしなくても良いし、もっと自分が楽しいと思うことをすればいい」。ヨーロッパ旅行をきっかけに、行きたいところ、やりたいことで生きていくために動き出している渡辺さん。〇〇だからできない、でもしょうがない…自分自身をしばって苦しがっていても、それこそしょうがない。彼女のような勇気を出したい、欲に素直に生きる勇気を。
渡辺舞渡辺舞(わたなべまい)
東京都出身/WEBデザイナー

公務員からWebデザイナー、そして会社を辞めて、ベルリンへ!

どんな仕事をしていますか?

2015年に公務員からWeb業界へ転職し、コーダー、フリーランスWebデザイナーを経て、今年(2018年)の3月中旬まで、外資系の金融会社で1年間Webデザイナーをしていました。グローバルな会社で、依頼は7割くらいが海外から。毎日、色々なHTMLメールやWebページを、ブランディングガイドラインに沿って制作していました。
今はその会社を辞めて、6月にドイツ・ベルリンにワーキングホリデーに行くためにビザの準備をしたり、個人的に頼まれているWebサイトの制作をしたり、ブログを書いたり、いつか仕事にしたいと考えている、ネットショップ開業の準備(下調べ)をしたりしています。

※HTMLメール:フォントや色合いを工夫したり画像を組み込んだデザイン性の高いメール
※ブランディングガイドライン:その企業の事業やイメージを的確に伝えるための指標

公務員からWebデザイナーになった理由は?

高校生のときに草彅剛さんの大ファンで、韓国語が話せるようになりたいとおもったのと、外交官になりたかったので、韓国の大学に進学して政治外交学を専攻していました。でも大学3年くらいで外交官はなんだか違うなと思うようになり、将来やりたい仕事がわからなくなってしまい・・・すごく東京に帰りたくなり、都庁だったら東京で働けるし、色々な部署があるので自分の好きな仕事が見つかるかもしれないと思い、外務省の試験ではなくて都庁の試験を受けることにしました。

しかし都庁に就職したものの、公務員の仕事が合わず1年で辞めたくなってしまい、その代わりに何がしたいのかもわからず苦しい日々を過ごしていました。そんな都庁3年目のとき、広報の部署でホームページを担当することになりました。するとWebの仕事が楽しくて1日中この仕事をやっていたいと思うように。都庁4年目で土日にWebデザインの学校に通い、2015年にWeb業界へ転職しました。

そして2016年に旅行で行ったウィーンに魅了され、いつか絶対に住みたいと思うようになりました。東京と違って人がゆっくりとリラックスしていて、沢山あるカフェでみんなくつろいでいました。みんなフレンドリーで、空気も水も食べ物も美味しくて・・・とても住みやすそうで自分に合っているなと思いました。そんなウィーンに住むためにも、グローバルな環境で働く経験を身に付けたい。でも、英語圏に留学したことがなく海外で仕事する自信はまだなかったので、まずは英語を使う環境でWebの仕事を経験したいと思い転職しました。

渡辺舞

ウィーン市庁舎のカフェ

なぜベルリンへ行こうと思ったのですか?

ベルリンが気になりはじめたのはwasabiさんという新卒フリーランスでベルリンに渡ったブロガーさんを知った2017年9月くらい。ベルリンは英語だけで仕事ができ、フリーランスビザが比較的取りやすいということを知ったからです。そこでその年の年末年始に、旦那とベルリンへ旅行に行ってみました。Airbnbを使ったのですが、ホストのお家に、偶然ワーホリで来ている台湾人の同世代の女の子も住んでいたので、ベルリンのワーキングホリデー事情を聞くこともができ、自分がベルリンにいるイメージを持つことができました。また、ホストのお家には3歳の女の子がいました。ドイツ語しか話せないけれど、すごくフレンドリーで可愛くて、そのお父さん・お母さんもすごく良い人。ヨーロッパに住むならこの家族と住みたいと思いました。さらに最後の日に、ホストから「もしベルリンに住むならこの家に住んで良いよ」と言われたので、これはもうベルリンに行くしかない!と思い、会社を辞めて、旦那を日本において1年間ベルリンに行くことに決めました。
(「会社辞めました!6月からドイツに行きます!」http://watanabemai.com/2018/03/28/1101/

※wasabiさんのWebサイト:WSBI(http://wsbi.net/
※Airbnb:ホテルではなく現地の人から家を借りる民泊サービス

いつかネットショップを作りたい、その理由は?

クライアントから頼まれたものを作るだけではなく、小さくても自分のビジネスを持ちたいと思ったのと、メルカリなどのフリマアプリや、アマゾンなどのネットショップを使って買い物をしたり売ったりするのが好きなので、それを仕事にしたいと思うようになりました。

渡辺舞

ウィーンにて。オペレッタの休憩中。

焦らなくても、どうにかなる。

学生時代と今で変わったこと、変わらないことは?

学生時代は、今よりいろいろと焦っていたと思います。韓国の大学は競争が激しく、大学で良い成績を取らないと就職が難しいのです。周りの友達はものすごく勉強していて、私もその雰囲気に影響され、良い成績を取らなきゃと焦っていました。また、大学を4年間で卒業して、日本に帰ってちゃんと就職しなくちゃという思いもありました。

でも今は、そんなに焦らなくてもどうにかなるし、周りと同じようにしなくても良いし、もっと自分が楽しいと思うことをすればいいと思っています。

それはウィーンなどのヨーロッパへ旅行に行って、ヨーロッパの人たちが日本や韓国よりも周りを気にせずリラックスして人生を楽しんでいるように見えたから。そういう生き方の方がストレスもなく良いなと思うようになりました。

この前のベルリン旅行でも一つ気付かされたことがあります。日本や他のアジアの国では、35歳までに子供を産まないと危険、という風潮がありますが、ドイツでは、医療が発展しているから35歳でも40歳でも全然問題ないそう。真意のほどは分かりませんが、年齢を気にして、何歳までに就職して、何歳までに結婚・出産しなきゃっていうのは、アジア的な考えなのかもしれないと思うようになりました。

また、私は自分に合わなかった公務員の仕事を辞めて、本当に良かったです。焦らなくても、自分が楽しいと思ったことをしている人生の方が、幸せで成功する可能性も高いと思います。

変わらないことは、美味しいものを食べているときが一番幸せだということ。あと、常に新しいことを学んでチャレンジしたいというのも変わっていないと思います。

渡辺舞

ベルリンの壁イーストギャラリー。

幸せを感じるのはどんなとき?

美味しいものを食べているとき。やりたいと思っていたことが実現できているとき。
家族や友達と楽しい時間を過ごしているとき。ディズニーにいるとき。
カフェでゆっくり読書しているとき。

仕事とプライベートのバランスについて

自分の好きな仕事だけをして、仕事もプライベート(自分の時間)のうち、みたいな感じが理想です。そして、夜ご飯の時間以降と休日は、家族の時間にしたいですね。

日本は勤勉で頑張りすぎる人が多く、プライベートより仕事を優先している人が多い気がするので、ヨーロッパに行って、どんな働き方をしているのか見てみたいです。

将来のビジョンがあれば教えてください。

本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」という本を読んで思ったのですが、「経済的自由人」になりたいです。つまり、この仕事をしたら給料が高いとか、休みが沢山取れるとか、そういう理由で働くのではなく、自分の好きなことを仕事にして、幸せに生きていたいです。

あと、思い立ったらいつでも、好きな場所に住んで生活できるようになりたいです。海外でも国内でも。そのためにも、今のうちに海外で働く経験をしておきたいと考えています。

Q&A

趣味 メルカリやネットショップで買ったり売ったり。美味しいものを食べること、読書、ディズニー、旅行。
特技 韓国語、Webサイトが作れる(特にコーディングの方が得意)、舌が繊細(笑)
資格 韓国語能力試験6級(上級)
好きな映画 ディズニー映画(特にプーさん、アラジン、美女と野獣、トイストーリー)
好きな音楽 ディズニー音楽。特に、ディズニーシーのシンドバッドの曲「コンパス・オブ・ユア・ハート」
好きな言葉 Follow the compass of your heart
好きなアーティストや著名人 アラン・メンケン(ディズニー音楽の作曲家)
好きな本やマンガ 本田健「ユダヤ人大富豪の教え」、「大富豪からの手紙」、
マイク・マクマナス「ソース」
好きな休日の過ごし方 家族、友達と過ごす、本を読む、カフェに行く
私の好きな食べ物ベスト3 【1】デンメアティーハウスの紅茶
【2】上野みはしのあんみつ
【3】伊勢屋のいそべ団子
リフレッシュ方やストレス解消法 本を読む、ディズニーランドに行く
毎日必ずやっていること コーヒーを飲む
時間とお金が膨大にあったらしたいこと お金が膨大にあったら、夫を仕事から解放させてあげたい(笑)
子供のころの夢 ユザワヤの店員(手芸が好きだったから)
尊敬する人 プーさん(何が起きてもはちみつのことしか考えていないから)
座右の銘 自分の心に正直に。
学生時代の活動 韓国の大学で4年間勉強しました。サークルは、クラシックギターサークルと、日韓学生交流の活動などをいくつかしていました。
直近の目標 ドイツ・ベルリンでWebの仕事をする&自分のネットショップを開く
人生で大切にしたいもの 家族、友達、ワクワクすることをやる
理想の30代とは 自分のビジネスを持ちたい

渡辺舞
1988年12月8日。A型。

2007~2011年 SMAPの草彅剛さんの影響で韓国語を勉強したくて、韓国の大学に留学(政治外交学科専攻)。
2011年4月、東京都庁に就職 (1年目で公務員辞めたいと思い始める)。
2013年 結婚、港湾局広報の部署でホームページを担当する。
2014年 広報から契約担当に異動になったので、仕事帰りと土日にWebデザインの学校に通う。
2015年4月 ついに公務員辞めてWeb業界に転職。最初はコーダーから始めました。
2015年10月 コーダーで入った会社を辞めて、フリーランスWebデザイナーになる。
2016年12月 ウィーンに旅行に行き、いつか住みたいと思う。
2017年3月~2018年3月 ウィーンに住んで働くには英語でWebの仕事を経験したいと思い、外資金融系の会社でWebデザイナーとして勤務。
2018年6月~ ベルリンへワーキングホリデーで1年間住む予定。

Twitter:@maichu55
Instagram:maichu55
Blog:Mai Note (http://watanabemai.com/)

 

関連記事

  1. 丸山紗來

    インタビュー

    【丸山紗來】忘れかけた美容の夢を、つかんだ勇気。

    「美容の仕事」と聞いて思い浮かんだものの少なさ、自分の見地の狭さに愕然…

  2. MARIA

    インタビュー

    【MARIA】日本とドイツ、2つの空で過ごす幸せ。

    就職後、幼いころからの夢であった客室乗務員になるため転職し、ドイツに渡…

  3. 古澤恵実

    インタビュー

    【古澤恵実】「究極」のスポーツで、自分らしく。

    「アルティメットとは…?」古澤さんが“人生”と称するそのスポーツは、初…

  4. 出口景介

    インタビュー

    【出口景介】故郷を盛り上げたい、農家の野心。

    農家、非常勤講師、役者、さらに地域振興の活動家と、さまざま顔を持つ出口…

  5. メロトゲニ

    インタビュー

    【演劇ユニット メロトゲニ】女子3人、三位一体で演劇界を開拓する。

    北海道出身の女性3人からなるユニット「メロトゲニ」。演劇を主体…

  6. 木村綾香

    インタビュー

    【木村綾香】やりたいことをやる。カギはコミュニケーション。

    「一番キツそうだったから」と最初に選んだ営業職。「かっこいいかな」と目…

最近の記事

  1. 丸山紗來
  2. 88'spot イベント募集
  3. メロトゲニ
  4. 丸山裕理

アーカイブ

  1. 木村綾香

    インタビュー

    【木村綾香】やりたいことをやる。カギはコミュニケーション。
  2. 古澤恵実

    インタビュー

    【古澤恵実】「究極」のスポーツで、自分らしく。
  3. メロトゲニ

    インタビュー

    【演劇ユニット メロトゲニ】女子3人、三位一体で演劇界を開拓する。
  4. 丸山紗來

    インタビュー

    【丸山紗來】忘れかけた美容の夢を、つかんだ勇気。
  5. Lili

    インタビュー

    【Lili】五感を満たして、ポジティブにいこう!
PAGE TOP